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11月30日午後、米テキサス州オースティンでサイバートラック第1号の出荷が開始。近未来的なテスラのピックアップトラックはテスラにどんな変化をもたらすのだろうか?
批判もあるだろうが最初に意見させていただく。従来の自動車メーカーがこれほどまでにリスキーな車を作れるだろうか?ステンレスの無塗装ボディ、強化ガラス、無骨なストレートライン。なにせ鉄板が丈夫すぎて曲げられないのだ。おそらくサイバートラックは世界中の「男のの夢」を形にしている
イーロン・マスク氏はそんな憧れの車を本当に作ってしまった。さらに量産という形で世に提供しようとしている。現実を湾曲するほどの意思の強さがそれを可能にしている
WSJの記事では、高価で量産が難しいニッチ商品だが、ファンには好まれる可能性があるとのこと。ちなみに落合陽一さんは購入したようだ。「あの方なら・・」納得である
以下、テスラのサイバートラックの特徴や情報について分かることをまとめてみた
サイバートラックの特徴

未来的なデザイン
サイバートラックの外観は未来の車そのもの。角ばった美しいデザインはトラディショナルなトラックとは異なる独自のスタイルを持っている
ステンレスボディと強化ガラス
サイバートラックには超硬質ステンレススチールボディが採用されている。強化ガラスも装備されサブマシンガンの銃弾も通さない
ポルシェより速い
サイバートラックは2.7秒で0-100加速ができる。ポルシェより速い。ポルシェを牽引しながらでもポルシェより速い
長い航続距離
サイバートラックは、大容量バッテリーを搭載。一充電での航続距離が515kmと長いのが特徴。長距離移動や商業用途にも適している
セミオートパイロット機能
テスラの他の車種同様、サイバートラックもセミオートパイロット機能を搭載。高速道路上での運転時に一部の操作を自動で行うことができる
大容量の荷室
サイバートラックは、広大な荷室を備えており、様々な用途に使用できるようになっている。長いものを積むのにも適している
予約注文と生産計画
サイバートラックはすでに200万台を超える注文をうけている。生産は段階的に行われ、一部のモデルが先行して製造される予定。先行してテキサスとカリフォルニア州で納車。来年から全米納車となる
テスラのサイバートラックは、未来志向デザイン、高性能、次世代技術など、多くの注目すべき要素を組み合わせた電動トラックとして注目を集めている
サイバートラックの価格
サイバートラック(4輪駆動)の価格は6万990ドル(約900万円)から。25年にはもっと安い後輪駆動バージョンも登場する予定
サイバートラックの生産台数予測
テスラはサイバートラックの2025年の世界販売台数を25万台になると予想している。テスラの財務に影響をもたらすのは25年以降か?
イーロン・マスク氏の発言
- 専門家が不可能だという車を我々は作った
- やっと未来が未来らしくなってきた
- 希代の特別な製品は、市場投入や量産、黒字化が信じがたいほど難しい
- サイバートラックがキャッシュフローへ大きく貢献するには1年半かかる
まとめ
テスラのサイバートラックは量産が難しく、とても高価である。だが、WSJの記事にもあるとおり、テスラファン(テクノロジー好きの層)にとっては唯一無二の車であり、ブランド力の維持には効果的なのかもしれない
繰り返すが、サイバートラックは「現実の湾曲」という特殊能力をもったイーロン・マスクCEOにしか作れなかった車なのだろう。その存在はテスラの広告になってくれるはずである
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