【予想・見通し】明日の日経平均株価はどうなる？（2025/2/5）

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2/4の日経平均株価は反発。朝はトランプ氏のメキシコ・カナダへの関税が先送りされたことによる安心感から上昇。また、米ISM製造業総合景況指数が50.9と景気の強さを示すものであったことも好感されました。（「50」が好況・不況の分岐点）しかしながら、後場は売られて再び警戒ムードです。やはりトランプ氏の「関税」に市場は大きな影響を受けます。

相場環境把握
日経平均株価のチャート分析
日経平均株価のPER
日経平均株価の信用残高
日経平均の売買代金
2月の重要イベント

相場環境把握

相場環境把握です。重要だと思われるものは簡素化して残します。

トランプ大統領の動向

トランプ氏の動向です。

2日、米国への移民流入を放置しているメキシコとカナダについては25%の関税、中国には10％の関税賦課する大統領令に署名、4日から発動の予定でしたが、メキシコとカナダへの関税賦課について1ヶ月先送りすることに同意。中国に関しては4日発動、協議をする予定でしたが中国は10日から報復関税を決定。中国関税発動までの協議が焦点となります。

トランプ氏の政策

・輸入品に一律20％の関税・中国は最大60%

・法人税引き下げ（15％）

・不法移民排除

・石油・天然ガスの掘削拡大

・防衛費増額要求（日本GDP比2％超・台湾5％）

・米国の利下げ要求

米国は利下げ見送り

30日4時（日本時間）米FRBは1月のFOMCで政策金利の据え置きを決定しました。パウエル議長からは米経済は強く、連続利下げは一旦停止するという発言がありました。ドットチャートによると、2025年の利下げは4回から2回に低下しています。

現在の米政策金利は4.25％－4.5％です。

日銀の次回り上げは7月

1/24、日銀金融政策決定会合後に日銀は0.25%の利上げをしました。2％の物価上昇目標が安定し、賃金も上昇し、金融市場も安定していることが理由です。

現在の無担保コール翌日物レートは0.5%で、2025年末には0.75%〜1％にするというのが市場予想。本日の植田総裁の記者会見によると、日銀は今後も金融緩和の調整（利上げ）を続けていくスタンスです。次回の利上げについては7月というのが最多予想。

日経平均株価のチャート分析

日経平均株価
38798円

日経平均株価の日足チャートです。現在のPER16は39482円です。現在のEPSの場合、38000円前後まで下がると買いが入りそうです。そこを下回ると36700円程度まで売られるかもしれません。PER16より下の位置であれば、1000円刻みに買い集めていくというのもよい戦略の一つだと考えます。

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日経平均株価のPER

日経平均株価の最新のPER・EPSも毎日確認。

Google Chart

日付	日経平均株価	PER	EPS
2/3	38,520.09	15.61	2,467.65
1.31	39,572.49	16.09	2,459.45
1/30	39,513.97	16.05	2,461.93
1/29	39,414.78	16.04	2,457.28
1/28	39,016.87	15.91	2,452.35
1/27	39,565.80	15.96	2,479.06
1/24	39,931.98	15.92	2,508.29
1/23	39,958.87	15.94	2,506.83
1/22	39,646.25	15.84	2,502.92
1/21	39,027.98	15.68	2,489.03

日経平均のPERは歴史的に、11倍〜16倍のレンジで推移しています。

日経平均株価の信用残高

日経平均株価の最新の信用残高です。

Google Chart

日付	売り残金額	買い残金額	信用倍率
1/24	7200億	4兆1200億	5.70
1/17	6000億	4兆3300億	7.17
1/10	6300億	4兆2300億	6.61
12/27	6800億	3兆9600億	5.84
12/20	7500億	4兆2900億	5.72
12/13	8140億	4兆2050億	5.16
12/6	7000億	4兆2400億	6.02