【予想】明日の日経平均株価はどうなる?(2024/12/11)

日経平均株価

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【予想・見通し】今日・明日の日経平均株価はどうなる?(2025/3/7)

12/10の日経平均株価は円と続伸。中国の経済・金融政策期待と円安進行が追い風になっていたと思われます。

相場環境把握

相場環境把握です。重要だと思われるものは簡素化して残します。

中国株爆上げ

9日、中国は来年「より積極的な財政政策」と「適度に緩和的な金融政策」を実施する方針と報道されました。現在、中国株が上昇しています。今日は日本株もプラスに反応しました。中国の需要懸念のあった資生堂は4%弱の上昇。

日銀の利上げは12月か1月か?

日銀の利上げに対する基本姿勢は「金融資本市場が不安定な中で利上げをすることはないが、経済・物価が日銀の見通しに沿って推移すれば利上げを進める」です。

30日、植田総裁は「データがオントラックに推移しているという意味では近づいている」との認識を示していますが、12月の利上げに関してはまだ不透明です。為替が150円近辺で揉み合い過度な円安になっていないことも利上げ観測を後退させています。9日、1月の日銀決定会合前に政策委員が懇談会を開くと報道。これは異例であり1月利上げ観測を高める可能性があります。

日銀の現在の無担保コール翌日物レートは0.25%です。

米国12月利下げはあるのか?

米国は9月のFOMCで0.5bpの大幅利下げをして、11月のFOMCで0.25bpの利下げをしました。12月には0.25bpの利下げが見込まれています。11日発表予定のCPIが劇的に上振れしない限り、FRBは利下げをするでしょう。現在の米政策金利は4.5%-4.75%です。

トランプ氏関税強化

25日、トランプ氏は中国に10%追加関税、メキシコとカナダに25%の関税を課すと発表。市場はリスクオフに。これはインフレ要因で利下げがしずらくなるためドル高材料ですが、報復関税があればドル安材料。

米国大統領選挙

米国大統領選選挙はトランプ氏の大勝利。上院の過半数が共和党、下院でも過半数をとりました。つまり大統領・上院・下院の3つが共和党というオールレッドとなり「関税引き上げ」などトランプ氏の政策が通りやすくなります。となるとインフレ警戒が強まり、円安ドル高になることが予測されます。

トランプ氏の政策
・輸入品に一律20%の関税・中国は最大60%
・法人税引き下げ(15%)
・不法移民排除
・石油・天然ガスの掘削拡大
・防衛費増額要求(日本GDP比2%超・台湾5%)
・トランプ氏はドル安論者だが、関税をあげればドル高になりそう

日経平均株価のチャート分析

日経平均株価
39367

日経平均/日足チャート

日経平均株価の日足チャートです。PER16をしばらく越えられず。しかしながら移動平均線は上昇方向の順に並び、39000円で底堅さもあります。パラボリックも株価の下に点灯し上昇方向です。明日12/11(水)は米CPIの発表を控えているのでポジション調整から後場には売られるかもしれませんね。今月の第2金曜日はメジャーSQです。つまり明日は「魔の水曜日」でありボラティリティが高まります。要注意ですね。

日経平均/1Hチャート

日経平均株価の1時間足チャートです。12月2日(月)から表示していますが、移動平均線が綺麗に並び、25日線で反発しているのがわかると思います。75日線(緑)を下回ったり、移動平均線が交差したりしなければ目先は上目線です。

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日経平均株価のPER

日経平均株価の最新のPER・EPSも毎日確認。PER15倍程度の適正株価が続いています。

Google Chart
日付日経平均株価PEREPS
12/939,160.5015.802,478.51
12/639,091.1715.772,478.83
12/539,276.3915.862,476.44
12/439,276.3915.862,476.44
12/339,248.8615.942,462.29
12/238,513.0215.692,454.62
11/2938,208.0315.502,465.03
11/2838,349.0615.552,466.18
11/2738,134.9715.422,473.08
11/2638,442.0015.562,470.57
11/2538,780.1415.742,463.80
11/2238,283.8515.602,454.09
11/2138,026.1715.532,448.56

日経平均のPERは歴史的に、11倍〜16倍のレンジで推移しています。

日経平均株価の信用残高

日経平均株価の最新の信用残高も確認。信用倍率は5.98倍に低下、売り残が増えています。

Google Chart
日付売り残金額買い残金額信用倍率
11/297280億4兆3500億5.98
11/226480億4兆2400億6.53
11/156250億3兆0260億6.53
11/85980億3兆9830億6.66
11/15260億4兆1500億7.88
10/255920億4兆0960億6.91
10/186170億4兆0650億6.58
10/116260億3兆9600億6.33
売り残・買い残は簡略化して表示

3倍から5倍程度で推移してきたので6倍、7倍は高いです。

日経平均の売買代金

本日の日経平均の売買代金は3.92兆円です。

Google Chart

12月の重要イベント

12月の主要イベントはこちら

  • 2日(月)24:00 🇺🇸ISM製造業景気指数
  • 4日(水)21:15 🇺🇸ADP雇用者数
  • 4日(水) 24:00 🇺🇸ISM非製造業景気指数
  • 4日(水)27:45 🇺🇸FRBパウエル議長発言
  • 5日(木)22:30 🇺🇸新規失業保険申請件数
  • 6日(金)22:30 🇺🇸雇用統計
  • 6日(金)24:00 🇺🇸ミシガン大学消費者信頼感指数(速報)
  • 11日(水)22:30🇺🇸CPI
  • 12日(木)22:30🇺🇸PPI
  • 13日(金)8:50 🇯🇵日銀短観
  • 17日(火)・18日(水) 🇺🇸FOMC
  • 18(水)・19日(木)🇯🇵日銀金融政策決定会合

※日時は日本時間を記載しています(アメリカとの時差14時間くらい)

以上です。

ローソク足パターン↓

CPI↓

FOMC↓

雇用統計↓

ADP雇用者数↓

PCEデフレータ↓

ISM(非)製造業景気指数↓

JOLTS求人件数↓

小売売上高↓

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