↓最新の日経平均株価分析はこちらです
11/5の夜です。
日経平均株価の現状把握と11/5の予測をします。
11/65の日経平均株価は+421.23円 (+1.11%) の38,474.90円と反発。ドル円が152円前後でレンジになっていることが安心感につながっているようです。
相場環境把握
相場環境把握です。重要だと思われるものは簡素化して残します。
米国大統領選挙開始
いよいよ米国大統領選です。トランプさんなら円安・ドル高。ハリスさんなら円高・ドル安です。
トランプさん | ハリスさん |
輸入品に一律20%の関税・中国は最大60% | 中間層減税強化 |
法人税引き下げ(15%) | 法人税引き上げ(28%)財政難は× |
石油・天然ガスの掘削拡大 | 気候変動対策・クリーンエネルギー |
防衛費増額要求(日本GDP比2%超・台湾5%) | ミドルクラス(中流階級)の拡大 |
関税を上げるので物価上昇 | 住宅価格高騰防止 |
ドル安論者だが、関税で円高になりそう | 人工妊娠中絶の権利擁護 |
🇺🇸米国大統領選挙は2024年11月5日(火)に投開票です。
日銀は現状維持
日銀の利上げに対する基本姿勢は「金融資本市場が不安定な中で利上げをすることはないが、経済・物価が日銀の見通しに沿って推移すれば利上げを進める」です。しかし、金融正常化(利上げ)しようとすると世界同時株安が起きるのでできない。大統領選が控えているからなおさら。
31日の日銀会合では予想どおり金利据え置きで0.25%維持。植田総裁は「時間的余裕がある」という文言を凍結。米国の経済指標は良好になっている。だから米経済へのリスクに注目するのはやめて普通の金融政策の決定に戻るという発言をしました。
これがタカ派(利上げに積極的)とうけとめられて円買いにつながっています。次回の利上げは12月、もしくは1月というのが濃厚です。
米国の11月利下げ幅
米国は9月のFOMCで0.5bpの大幅利下げをしましたが、次の焦点は11月FOMCでの利下げ幅。これまで米国の経済指標は概ね良好だったので利下げなしの可能性があったのですが、11/1の雇用統計がとても弱かったので、0.25bpの利下げになりそうです。
ドル円は一旦の天井か?
ドル円は152円近辺で揉みあい。大統領選で円安・もしくは円高になるにはちょうど良い水準で待ち構えているように見えます。155円に向かうのか、150円を割ってくるのか?
中東情勢悪化
26日にイスラエルはイランの軍事目標へ攻撃。当初よりも限定的な報復になったのはアメリカが暗躍しているそうです。バイデンさんの外交努力。3日イランはイスラエルに反撃する計画であると発表。
日経平均株価のチャート分析
日経平均株価
38474円
日経平均/日足チャート

日経平均株価の日足チャートです。株価は下向きの5MA/25MAの下にあるので、チャート的には上値がおさえられそうな形。ただし、米大統領選とFOMCがあるのでどう動くかは全くわかりません。ただし、結果がはっきりするまでは急騰も急落もないと思われます。選挙後の為替の変動でどちらにでも動くでしょう。
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日経平均株価のPER
日経平均株価の最新のPER・EPSも毎日確認。PER15倍程度の適正株価が続いています。これでは明確な買い場がないですね。
日付 | 日経平均株価 | PER | EPS |
11/1 | 38,053.67 | 15.48 | 2,458.25 |
10/31 | 39,081.25 | 15.76 | 2,479.77 |
10/30 | 39,277.39 | 15.84 | 2,479.63 |
10/29 | 38,903.68 | 15.66 | 2,484.27 |
10/28 | 38,605.53 | 15.52 | 2,487.47 |
10/25 | 37,913.92 | 15.28 | 2,481.28 |
10/24 | 38,143.29 | 15.37 | 2,481.67 |
10/23 | 38,104.86 | 15.38 | 2,477.56 |
10/22 | 38,411.96 | 15.45 | 2,486.21 |
10/21 | 38,954.60 | 15.61 | 2,495.49 |
10/18 | 38,981.75 | 15.65 | 2,490.85 |
10/17 | 38,911.19 | 15.64 | 2,487.93 |
日経平均のPERは歴史的に、11倍〜16倍のレンジで推移しています。
日経平均株価の信用残高
日経平均株価の最新の信用残高も確認。信用倍率は6倍台です。
日付 | 売り残金額 | 買い残金額 | 信用倍率 |
10/25 | 5920億 | 4兆0960億 | 6.91 |
10/18 | 6170億 | 4兆0650億 | 6.58 |
10/11 | 6260億 | 3兆9600億 | 6.33 |
10/4 | 5716億 | 3兆9300億 | 6.88 |
9/27 | 6330億 | 3兆8110億 | 6.02 |
9/20 | 7270億 | 3兆9800億 | 5.48 |
9/13 | 6270億 | 4兆0850億 | 6.51 |
9/6 | 6080億 | 4兆1000億 | 6.75 |
8/30 | 6260億 | 3兆9800億 | 6.36 |
8/23 | 6800億 | 3兆9400億 | 5.75 |
8/16 | 6500億 | 3兆8500億 | 5.90 |
8/9 | 5300億 | 3兆9600億 | 7.48 |
8/2 | 5580億 | 4兆8700億 | 8.72 |
7/26 | 6840億 | 4兆9800億 | 7.28 |
3倍から5倍程度で推移してきたので6倍、7倍は高いです。
日経平均の売買代金
本日の日経平均の売買代金は4.04兆円です。
11月の重要イベント
11月の主要イベントはこちら
- 01日(金)21:30 🇺🇸雇用統計
- 01日(金)23:00 🇺🇸ISM製造業景気指数
- 05日(火)米大統領選
- 06日(水)23:00 🇺🇸ISM非製造業景気指数
- 06日(水)・07日(木) 🇺🇸FOMC
- 07日(木)22:30 🇺🇸新規失業保険申請件数
- 08日(金) 4:00 🇺🇸FRB政策金利
- 09日(土) 🇺🇸ミシガン大学消費者信頼感指数(速報)
※日時は日本時間を記載しています(アメリカとの時差14時間くらい)
以上です。
雇用統計↓
FOMC↓
ADP雇用者数↓
PCEデフレータ↓
CPI↓
ISM(非)製造業景気指数↓
JOLTS求人件数↓
FOMC↓
小売売上高↓
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