↓最新の日経平均株価分析はこちらです
PHOTO: EVAN VUCCI/ASSOCIATED PRESS
7月25日(木)の朝です。日経平均株価の現状把握と7月25日(木)の予測をします。昨夜、米国市場が主要3指数ともに下落したので,早朝に更新しています
ナスダックは-3.64%。アルファベット・テスラの決算が振るわなかったことで、大型ハイテク株は軒並み売られています
カマラ・ハリスさんの口癖は「世の中にどう影響するのか説明して」です。どちらかを応援しているわけではありませんが、この言葉は素敵だと思います。ちゃんと理解しようとしている
気になっていること
確トラ → もしハリ
米大統領がトランプさんなら
- FRBに選挙前の利下げ回避要求
- 法人税減税(15%・無理なら20%)
- 防衛費増額要求(日本GDP比2%超・台湾5%)
- 石油・天然ガスの掘削拡大
- 中国への関税
- 円安ドル高に懸念→円高へ
ハリスさんなら
- 利下げに慎重
- 減税しない(財政難は受け入れ難い)
- 気候変動対策
- クリーンエネルギー
- 人工妊娠中絶の権利擁護など
- 住宅価格高騰を防ぐ
🇺🇸米国大統領選挙は2024年11月5日(火)に投開票。民主党全国大会は8月19日ー22日、第2回討論会は9月10日
急速な円高
7/1 🇺🇸CPIの発表後、為替介入があり急速に円高に(161円→157円台)7/17はトランプさんの円安・ドル高懸念発言で156円台まで円高、で、153円台まで進捗。円安に戻らないから株安材料
日銀の7月利上げ
①国債買い入れ減額は次回(7月30日・31日)へ先送り②減額するなら相応の規模で③7月の日銀会合での利上げは十分ありえると、日銀植田総裁
消費低迷が懸念され7月の利上げ予想は3割程度だが、日銀の金融政策変更への警戒が高まり、米国の利下げ期待も高まっているし、円高が想定される
米国の9月利下げ
パウエルさんが4-6月のデータをみて「インフレが目標の2%にむけて低下しているという自信を深めた」と発言。タカ派のウォラー知事も「利下げの時期が近づいてきている」と発言

みんな、「利下げの時期が近づいてきているね!」
経済指標のチャートを確認します(表示されない場合はページの更新をしてみてください)
7/11 CPIは全ての数値が予想を下振れ。インフレの減速は明らか↓
米ISM製造業景気指数は50以下が続き、非製造業景気指数も弱い。
雇用統計6月分の失業率は4.1%と上昇。4%を超え利下げ材料となりそう
日経平均株価のチャート分析
7月24日の日経平均は-439円の39154円と続落
日足チャートを確認します

下影陰線でした。「売り方の抵抗強く、売り方が勝利した」です
7/25日(木)の予想は下落です。75MAを下回りトレンドラインにタッチしそう。理由は単純で、2024年に株価は3回75MAを下回りましたが、100%トレンドラインで反発しています。その価格はボリンジャーバンドの-2σの範囲内でもあることから可能性は高いはず
と、昨夜は予想していたのですが…もっと下を掘りそうです。37950円までは下落しそう
その後は、38000円(37000円)前後で底固めをして、月末の米FOMCと日銀会合を通過してから「日経平均株価は再び上昇に転じる」というのが私の見立てです
3月の調整では高値から10.60%下落して底をつけています。ちょうど10%以上下落したところなので、底をつけそう
フィボナッチ 0.618(39660)より下、次は0.786(38908)
移動平均線 5MAが25MAをデッドクロス。75MAがサポート
その他 安値のトレンドラインに注目
予想:高値は39350、安値は37950、終値は38700
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日経平均株価のPER
日経平均株価の最新のPER・EPSも毎日確認。7月はPER17を超えて推移してきたのが、ついに16台に戻りました
現在 PER17.5は41242・PER17は40064・PER16は37707です
日付 | 日経平均株価 | PER | EPS |
7/23 | 39,594.39 | 16.77 | 2,361.03 |
7/22 | 39,594.39 | 16.81 | 2,355.68 |
7/19 | 40,063.79 | 17.00 | 2,356.69 |
7/18 | 40,126.35 | 17.06 | 2,352.07 |
7/17 | 41,097.69 | 17.38 | 2,364.65 |
7/16 | 41,275.08 | 17.33 | 2,381.71 |
7/12 | 41,190.68 | 17.27 | 2,385.10 |
7/11 | 42,224.02 | 17.58 | 2,401.82 |
7/10 | 41,831.99 | 17.46 | 2,395.88 |
7/9 | 41,580.17 | 17.36 | 2,395.17 |
7/8 | 40,780.70 | 17.17 | 2,375.11 |
7/5 | 40,912.37 | 17.28 | 2,367.61 |
7/4 | 40,913.65 | 17.35 | 2,358.14 |
7/3 | 40,580.76 | 17.16 | 2,364.85 |
7/2 | 40,074.69 | 17.06 | 2,349.04 |
7/1 | 39,631.06 | 16.84 | 2,353.39 |
日経平均のPERは歴史的に、11倍〜16倍のレンジで推移しています。
日経平均株価の信用残高
日経平均株価の最新の信用残高も確認。信用倍率は6倍を超えて推移しています。
日付 | 売り残金額 | 買い残金額 | 信用倍率 |
7/12 | 7830億 | 4兆7880億 | 6.11 |
7/5 | 8010億 | 4兆7100億 | 5.88 |
6/28 | 7240億 | 4兆7500億 | 6.56 |
6/21 | 7610億 | 4兆9000億 | 6.45 |
6/14 | 7600億 | 4兆8700億 | 6.40 |
6/7 | 7390億 | 4兆8200億 | 6.52 |
5/31 | 7750億 | 4兆7000億 | 6.07 |
5/24 | 7780億 | 4兆7400億 | 6.09 |
5/17 | 7500億 | 4兆6800億 | 6.19 |
5/10 | 7300億 | 4兆7000億 | 6.44 |
5/2 | 6900億 | 4兆6800億 | 6.77 |
3倍から5倍程度で推移してきたので6倍、7倍は高いです。
日経平均の売買代金
本日の日経平均の売買代金は3.86兆円です
7月の重要イベント
7月の注目イベントはこちら。
01日(月)08:50 🇯🇵日銀短観01日(月)23:00 🇺🇸ISM製造業景気指数02日(火)23:00 🇺🇸JOLTS求人件数03日(水)21:15 🇺🇸ADP雇用者数(前月比)03日(水)21:30 🇺🇸新規失業保険申請件数03日(水)23:00 🇺🇸ISM非製造業景気指数05日(金)21:30 🇺🇸雇用統計11日(木)21:30 🇺🇸CPI(消費者物価指数)11日(木)21:30 🇺🇸新規失業保険申請件数12日(金)21:30 🇺🇸ミシガン大学消費者信頼感指数(速報)12日(金)21:30 🇺🇸PPI(生産者物価指数)16日(火)21:30 🇺🇸小売売上高18日(木)21:30 🇺🇸新規失業保険申請件数19日(金)08:30 🇯🇵CPI(消費者物価指数)23日(火)23:00 🇺🇸中古住宅販売23日(火)23:00 🇺🇸リッチモンド連銀製造業指数- 25日(木)21:30 🇺🇸新規失業保険申請件数
- 25日(木)21:30 🇺🇸実質GDP(速報)
- 26日(金)21:30 🇺🇸PCEデフレータ
- 26日(金)23:00 🇺🇸ミシガン大学消費者信頼感指数(確報)
- 30日(火)23:00 🇺🇸JOLTS求人件数
- 30日(火)22:00 🇺🇸S&Pケースシラー住宅価格(前年比)
- 30日(火)23:00 🇺🇸コンファレンスボード消費者信頼感指数
- 30日・31日(火・金)🇺🇸FOMC
- 31日(水)🇯🇵日銀政策金利
- 31日(水)21:15 🇺🇸ADP雇用者数(前月比)
※日時は日本時間を記載しています(アメリカとの時差14時間くらい)
以上です。
JOLTS求人件数↓
FOMC↓
小売売上高↓
CPI↓
雇用統計↓
PCEデフレータ↓
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