↓最新の日経平均株価分析はこちらです
Photo: The Wall Street Journal
7月16日(火)の夜です。
日経平均株価の現状把握と7月17(水)の予測をします。
気になっていること
直近で気になっていることです。(継続して気になっていることは簡素化して残します)
トランプ氏の銃撃事件

バイデン氏(81)のパフォーマンス低下。トランプ氏(78)は13日ペンシルベニア州バトラーでの集会の最中に被弾。血を流しながらも拳を振り上げ「戦え!」と発言
極限状態でのトランプ氏の勇気・強さ・リーダーとしての威厳。イーロン・マスクもトランプ氏の支持を表明し献金。世界中が「確トラ」で動きはじめるのか?
トランプ氏はバンス上院議員(39)を副大統領候補として選出。FRBに選挙前の利下げ回避を要求
確トラ→ 減税?防衛費増額?金融業界の規制緩和?ウクライナ戦争仲裁?
🇺🇸米国大統領選挙は2024年11月5日(火)に投開票。民主党全国大会は8月19日ー22日、第2回討論会は9月10日の予定
急速な円高
7/11日21:30の🇺🇸CPIの発表直後、為替介入があり急速に円高に(161円→157円台)7/16時点でも158円台と戻していない状態です。最近は円高→株安の流れがあるので要注意
日銀の7月利上げ
①国債買い入れ減額は次回(7月30日・31日)へ先送り②減額するなら相応の規模で③7月の日銀会合での利上げは十分ありえるという日銀植田総裁
国債減額については下限が2-3兆円ではないかという憶測あり
米国の9月利下げ
米国の9月利下げ観測が加速。7/11のCPIは全ての数値が予想を下振れ。前年比の過去1年間の推移をみるとインフレの減速は明らか↓パウエルさんも4-6の指標をみて「インフレが2%にむけて低下しているという自信を当局は深めた」と発言
米ISM製造業景気指数は50以下が続き、非製造業景気指数も弱い。景気減速を示唆する数値が続く
雇用統計6月分の失業率は4.1%と上昇。4%を超え利下げ材料となりそう
米国の9月利下げどうなる?→トランプ氏、FRBに選挙前の利下げ回避を要求
日経平均株価のチャート分析
47月11日の日経平均は+84円の41,275円と続伸。日足チャートを確認します

上影陰線でした。「売りの抵抗強く、売りが勝利した」です
現在、株価は5MAを割り込みボリンジャーバンド1σ(オレンジの線)に支持されています。先日、アイランドリバーサルが出現、その割には今日は底堅さがあったと思います。
BBボリンジャーバンドってなに?「価格の大半がバンドの中に収まる」という統計学を応用したテクニカル指標の。+-2σ(シグマ)の範囲に収まる確率は95.4%(上のチャートの1番上の赤いラインが+2σです)
アイランドリバーサルとは?テクニカルチャート上で離れ小島のような形になっている状態を示します。例:株価が窓を空けて上昇(下落)し、翌日に窓を空けて下落(上昇)したときにはアイランドリバーサルが出現したことになります
やはり1000円下落後に自律反発したものの、上ヒゲをつけて落ちてきました。この点は予想どおりです。ただ戻しが弱く方向感に欠けている状況
で、7/17日(水)の予想は上昇です。41500くらいには戻りそう
予想:高値は41760、安値は41200、終値は41500あたり
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日経平均株価のPER
日経平均株価の最新のPER・EPSも毎日確認。7月はPER17を超えて推移。ここ数年の天井であるPER17.74は上限目安となりそうなので要チェックです
現在 PER18は42932・PER17.74は42312・PER17は40547です
日付 | 日経平均株価 | PER | EPS |
7/12 | 41,190.68 | 17.27 | 2,385.10 |
7/11 | 42,224.02 | 17.58 | 2,401.82 |
7/10 | 41,831.99 | 17.46 | 2,395.88 |
7/9 | 41,580.17 | 17.36 | 2,395.17 |
7/8 | 40,780.70 | 17.17 | 2,375.11 |
7/5 | 40,912.37 | 17.28 | 2,367.61 |
7/4 | 40,913.65 | 17.35 | 2,358.14 |
7/3 | 40,580.76 | 17.16 | 2,364.85 |
7/2 | 40,074.69 | 17.06 | 2,349.04 |
7/1 | 39,631.06 | 16.84 | 2,353.39 |
6/28 | 39,583.08 | 16.74 | 2,364.58 |
日経平均のPERは歴史的に、11倍〜16倍のレンジで推移しています。
日経平均株価の信用残高
日経平均株価の最新の信用残高も確認。売り残が+10.59%、買い残が-0.76%。7月に入り、需給は改善してきました。信用倍率が3倍〜4倍くらいになってくれたらよいですね
日付 | 売り残金額 | 買い残金額 | 信用倍率 |
7/5 | 8010億 | 4兆7100億 | 5.88 |
6/28 | 7240億 | 4兆7500億 | 6.56 |
6/21 | 7610億 | 4兆9000億 | 6.45 |
6/14 | 7600億 | 4兆8700億 | 6.40 |
6/7 | 7390億 | 4兆8200億 | 6.52 |
5/31 | 7750億 | 4兆7000億 | 6.07 |
5/24 | 7780億 | 4兆7400億 | 6.09 |
5/17 | 7500億 | 4兆6800億 | 6.19 |
5/10 | 7300億 | 4兆7000億 | 6.44 |
5/2 | 6900億 | 4兆6800億 | 6.77 |
3倍から5倍程度で推移してきたので6倍、7倍は高いです。
日経平均の売買代金
日経平均の売買代金もチェックです
7月の重要イベント
7月の注目イベントはこちら。個人消費がGDPの7割を占める米国では16日発表の「小売売上高」は重要指標です
01日(月)08:50 🇯🇵日銀短観01日(月)23:00 🇺🇸ISM製造業景気指数02日(火)23:00 🇺🇸JOLTS求人件数03日(水)21:15 🇺🇸ADP雇用者数(前月比)03日(水)21:30 🇺🇸新規失業保険申請件数03日(水)23:00 🇺🇸ISM非製造業景気指数05日(金)21:30 🇺🇸雇用統計11日(木)21:30 🇺🇸CPI(消費者物価指数)11日(木)21:30 🇺🇸新規失業保険申請件数12日(金)21:30 🇺🇸ミシガン大学消費者信頼感指数(速報)12日(金)21:30 🇺🇸PPI(生産者物価指数)- 16日(火)21:30 🇺🇸小売売上高
- 18日(木)21:30 🇺🇸新規失業保険申請件数
- 19日(金)08:30 🇯🇵CPI(消費者物価指数)
- 25日(木)21:30 🇺🇸新規失業保険申請件数
- 25日(木)21:30 🇺🇸実質GDP(速報)
- 26日(金)21:30 🇺🇸PCEデフレータ
- 26日(金)23:00 🇺🇸ミシガン大学消費者信頼感指数(確報)
- 30日(火)23:00 🇺🇸JOLTS求人件数
- 30日(火)22:00 🇺🇸S&Pケースシラー住宅価格(前年比)
- 30日(火)23:00 🇺🇸コンファレンスボード消費者信頼感指数
- 30日・31日(火・金)🇺🇸FOMC
- 31日(水)🇯🇵日銀政策金利
- 31日(水)21:15 🇺🇸ADP雇用者数(前月比)
※日時は日本時間を記載しています(アメリカとの時差14時間くらい)
以上です。
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雇用統計について詳しく↓
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