【予想】明日の日経平均はどうなる?(2024/07/01)

日経平均株価

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【予想・見通し】今日・明日の日経平均株価はどうなる?(2025/3/7)

6月28日(金)の夜です。日経平均株価の現状把握と7月1日(月)の予測をします。もし土日に事件があったら更新するかもしれません。ご了承くださいませ。

気になっていること

直近で気になっていることです。

バイデン氏のパフォーマンス低下

28日にジョージア州アトランタで開かれた選挙前討論会。民主党バイデン氏(81)は開始当初から言い間違い、言葉につまるなどパフォーマンス低下。支持率はバイデン氏が33%、共和党トランプ氏(78)が67%と優勢。

民主党ではバイデンおろしの声。新たな候補がでてくるのか?に注目。

🇺🇸米国大統領選挙は2024年11月5日(火)に投票および開票が行われます。民主党全国大会は8月19日から22日、第2回討論会は9月10日の予定です

円安がすごい

円安がさらに進んで160円台、38年ぶりの安値圏で推移。行き過ぎたら必要な対応をとると神田財務官、必要に応じて必要な対応を取ると鈴木財務相。為替介入するのか?という警戒感につながっています。

フランスの政情不安

マクロン大統領の国民議会解散→極右政党・国民連合(RN)のルペン氏が政権を握る可能性が浮上→EU離脱懸念・政情不安が続いています。6/30に第1回投票、決戦投票は7/7。

政治の混乱と不確実性はマーケットに多大な影響を与える→しばらくリスクオフとなりそう。

欧州危機がなぜ日本株に影響するの?→ ①海外投資家の欧州の割合は非常に高い(2023年は海外投資家の8割が欧州)②欧州で何かあればリスク回避的になり、日本株への投資意欲は低下する

日銀の7月利上げはあるのか?

①国債買い入れ減額は次回(7月30日・31日)へ先送り②減額するなら相応の規模で③7月の日銀会合での利上げは十分ありえるという日銀植田総裁です。

①フランスの政情不安+②日本の金融政策に警戒感=日本株に資金が入りずらいかもです

米国の9月の利下げはあるのか?

28日(金)21:30 にアメリカのPCEデフレータが発表されます。

総合の前月比は横ばい、コアは0.1%上昇の予想。前年同月比は総合・コアともに2.6%の上昇が予想されています。基調的インフレをより正確に反映するコア指数が2.6%というのは穏やかな数字。

予想どおりの数値がでれば、9月利下げも期待できるかも?→すべて予想どおりの数字がでました

日経平均株価のチャート分析

6月28日の日経平均は+241円の39583円でした

日足チャートを確認します。

十字線でした。「相場の転換点」です

現在、株価は5MA・25MA・75MAを超えた位置にあります。またボリンジャーバンド(赤い線)の範囲内にギリギリおさまっています。高値圏で上ヒゲが少し長めの十字線が出ました。

投資家は迷っている状態です。移動平均線というレジスタンスを超えてきたが、40000円を超えて上昇するような勢い(材料)も燃料(空売り)もない。かといって大きく下落するわけでもない。

つまり上にも下にも行ける状態。

ただし、6/28米国のPCEが全て予想どおりの数値(インフレ鈍化傾向)がでました。そして先物は上に反応しています。なので7/1日(月)の予想は上昇です。

予想:高値は39850、安値は39300、終値は3700あたり

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日経平均株価のPER

日経平均株価の最新のPER・EPSも毎日確認。最近はPER16から17のボックス相場になっています。6月は16.03-16.70で推移しています。

現在のPER17は40241PER16は37874です

日付日経平均株価PEREPS
6/2739,341.5416.622,367.12
6/2639,667.0716.702,375.27
6/2539,173.1516.602,359.83
6/2438,804.6516.302,380.65
6/2138,596.4716.202,382.50
6/2038,633.0216.202,384.75
6/1938,570.7616.222,377.98
6/1838,482.1116.132,385.75
6/1738,102.4416.032,376.95
6/1438,814.5616.332,376.89
6/1338,720.4716.272,379.87
6/1238,876.7116.412,369.09
6/1139,134.7916.542,366.07
6/1039,038.1616.572355.95
6/538,490.1716.362352.70
6/438,837.4616.612338.20
6/338,923.0316.692332.12

日経平均のPERは歴史的に、11倍〜16倍のレンジで推移しています。

日経平均株価の信用残高

日経平均株価の最新の信用残高も確認。売り残が+0.12%増加、買い残が+0.86%増加。相変わらず需給はよくないです。

上昇が続きPERが17を超えて、空売りが入ってくればよいのですが(空売りが将来の上昇燃料になる)と思っています。

日付売り残金額買い残金額信用倍率
6/217610億4兆9000億6.45
6/147600億4兆8700億6.40
6/77390億4兆8200億6.52
5/317750億4兆7000億6.07
5/247780億4兆7400億6.09
5/177500億4兆6800億6.19
5/107300億4兆7000億6.44
5/26900億4兆6800億6.77
売り残・買い残は簡略化して表示

3倍から5倍程度で推移してきたので6倍、7倍は高いです。

日経平均の売買代金

日経平均の売買代金もチェック。6月は2兆円台の薄商いも多いです。4兆円くらいあるとよいですね。

日付売買代金(兆円)前日差前日比
6/283.28+0.247.89
6/273.04-0.13-4.10
6/263.17+0.175.67
6/253.00+0.4819.05
6/242.52-1.32-34.37
6/213.84+1.5869.91
6/202.26-0.22-8.87
6/192.48-0.02-0.80
6/182.50-0.13-4.94
6/172.63-1.48-36.01
6/144.11+1.1036.54
6/133.01+0.5321.37
6/122.48-0.13-4.98
6/112.61+0.166.53
6/102.45-0.18-6.84
6/072.63-0.64-19.57
6/063.27-0.29-8.15
6/053.56+0.3611.25
6/043.20+0.134.23
6/033.07-2.61-45.95

6月の重要イベント

6月の注目イベントはこちら

  • 25日(火) 23:00 🇺🇸コンファレンスボード消費者信頼感指数
  • 27日(木)21:30 🇺🇸新規失業保険申請件数
  • 28日(金)21:30 🇺🇸PCEデフレータ
  • 28日(金)23:00 🇺🇸ミシガン大学消費者信頼感指数(確報)

7月の注目イベントはこちら

  • 01日(月)08:50 🇯🇵日銀短観
  • 01日(月)23:00 🇺🇸ISM製造業景気指数
  • 02日(火)23:00 🇺🇸JOLTS求人件数
  • 03日(水)21:15 🇺🇸ADP雇用者数(前月比)
  • 03日(水)21:30 🇺🇸新規失業保険申請件数
  • 03日(水)23:00 🇺🇸ISM非製造業景気指数
  • 05日(金)21:30 🇺🇸雇用統計
  • 11日(木)21:30 🇺🇸CPI(消費者物価指数)
  • 11日(木)21:30 🇺🇸新規失業保険申請件数
  • 12日(金)21:30 🇺🇸ミシガン大学消費者信頼感指数(速報)
  • 12日(金)21:30 🇺🇸PPI(生産者物価指数)
  • 16日(火)21:30 🇺🇸小売売上高
  • 18日(木)21:30 🇺🇸新規失業保険申請件数
  • 19日(金)08:30 🇯🇵CPI(消費者物価指数)
  • 25日(木)21:30 🇺🇸新規失業保険申請件数
  • 25日(木)21:30 🇺🇸実質GDP(速報)
  • 26日(金)21:30 🇺🇸PCEデフレータ
  • 26日(金)23:00 🇺🇸ミシガン大学消費者信頼感指数(確報)
  • 30日(火)22:00 🇺🇸S&Pケースシラー住宅価格(前年比)
  • 30日(火)23:00 🇺🇸コンファレンスボード消費者信頼感指数
  • 31日(水)日銀政策金利
  • 31日(水)21:15 🇺🇸ADP雇用者数(前月比)

※日時は日本時間を記載しています(アメリカとの時差14時間くらい)

以上です。

ISM製造業景気指数・非製造業景気指数て詳しく↓

JOLTS求人件数について詳しく↓

ADP雇用者数について詳しく↓

雇用統計について詳しく↓

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