【予想】明日の日経平均はどうなる？（2024/06/26）

↓最新の日経平均株価分析はこちらです

6月25日（火）の夜です。日経平均株価の現状把握と6月26日（水）の予測をします。

気になっていること

直近で気になっていることです。

マクロン大統領の国民議会解散→極右政党・国民連合（ＲＮ）のルペン氏が政権を握る可能性が浮上→EU離脱懸念・政情不安が続いています。6/30に第1回投票、決戦投票は7/7。

政治の混乱と不確実性はマーケットに多大な影響を与える→しばらくリスクオフとなりそう。

欧州危機がなぜ日本株に影響するの？→ ①海外投資家の欧州の割合は非常に高い（2023年は海外投資家の8割が欧州）②欧州で何かあればリスク回避的になり、日本株への投資意欲は低下する

①国債買い入れ減額は次回（7月30日・31日）へ先送り②減額するなら相応の規模で③7月の日銀会合での利上げは十分ありえるという植田総裁の発言に注目。

①フランスの政情不安＋②日本の金融政策に警戒感＝日本株に資金が入りずらいかもです

28日（金）21:30 にアメリカのPCEデフレータが発表されます。

総合の前月比は横ばい、コアは0.1%上昇の予想。前年同月比は総合・コアともに2.6%の上昇が予想されています。基調的インフレをより正確に反映するコア指数が2.6%というのは穏やかな数字。

予想どおりの数値がでれば、9月利下げも期待できるかも？

絶好調であった米半導体大手エヌビディアが6/20に140ドルの高値をつけてから下落中。個人投資家に最も人気のあった銘柄、そこが大きく売られるということは・・逆に最近はダウが強い。

VIX（恐怖指数）のMACDもゴールデンクロスを継続しているので警戒が必要。

VIX（恐怖指数）が上昇するということは機関投資家のヘッジが増えていることを表す。VIXが上昇すると、日経平均も下落しやすい

6月25日の日経平均は+368円の39,173円でした。今日はわりと予想どおりに上昇してくれました。

日足チャートを確認します。

大陽線でした。「買い方の大勝利」です。

今日は強かったですね。ＩＨＩは9%超えの上昇。トヨタも上昇を継続、銀行などのバリュー株も強い。トヨタのような代表銘柄に資金が入ってくると少し安心感があります。

日経平均も予想どおりの上昇をしてくれました。トレンドラインでぴたっと止まっています。

現在、株価は5MA・25MA・75MAを超えた位置にあります。三角保ち合いを形成している状況。（右上に切り上がっているので先行き強気）

で、6/26日（水）の予想は少し下落です。理由は大きな材料がないから。

材料があれば39500まで上昇するでしょうが、燃料不足で高値のトレンドラインを目安に上ヒゲをつけそう。下は25MAに指示されて、PER16.30の38800あたりに着地すると予想します。

予想：高値は39500、安値は38700、終値は38800あたり

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日経平均株価の最新のPER・EPSも毎日確認。最近はPER16から17のボックス相場になっています。6月は16.03-16.69で推移していますね。

PERが17を超えて空売りが大量に入れば、その後の上昇につながるんでしょうが・・

現在のPER17は40471・PER16は38090です

日経平均のPERは歴史的に、11倍〜16倍のレンジで推移しています。

日経平均株価の最新の信用残高も確認。売り残が2.84%増加、買い残が0.90％増加。相変わらず需給はよくないです。

売り残・買い残は簡略化して表示

３倍から５倍程度で推移してきたので6倍、７倍は高いです。

6月に予定されている注目イベントはこちらです。

本日、コンファレンスボード消費者信頼感指数の発表があります。アンケート対象は5000人と、ミシガン大学消費者信頼感指数に比べて規模が大きいので注目です。