↓最新の日経平均株価分析はこちらです
本日の銀行株は軟調。FRBウォラー理事が「インフレ低下の確信がもてれば政策金利の引き下げを始められる」と発言し、利下げ開始が早まるとの観測が広がった。
三菱UFJフィナンシャル・グループの状況についてまとめる。現在のレーティングは1410−1520程度。14日の決算発表時に自社株買いと自己株式の償却についても発表があった。
- 2023年7-9月期(第2四半期)の連結純利益は3689億円(前年同期比3.1倍)
- 通期目標達成(1兆3000億円)は十分視野に入る(71%達成)
- 4000億円の大規模自社株買いを予定している。
三菱UFJフィナンシャル・グループの自社株買いについて
- 期間 2023年12/15日から2024年3月31日まで
- 上限 4000億円、もしくは発行済み株式総数の3.31%
- 発行済み株式総数の2.75%にあたる自己株式の償却も行う
自社株買いの影響
- 自社株買いは自己資本利益率(ROE)の向上に寄与する
- 株価純資産倍率(PBR)の改善に寄与する
自己株式償却の影響
- 株式数が減少する
- 1株あたりの価値が上がる
- 株価は上昇しやすい
以上。
コメント